F36 435iのお客様のエンジンオイル漏れ修理作業でカムカバーの交換を行いました。
カムカバーパッキンからオイルが漏れると漏れたオイルは、下に垂れていきます・・・
そのままにしておくとエキゾーストマニホールドにオイルが付きエンジンの熱により焼けて
エンジンルームが焦げ臭い臭いがして車内でも分かります。
N55エンジン搭載車両では、多い症状で車内に焦げ臭い臭いが入る場合は、早急に点検を受けた方が
良いと思います。カムカバー周辺からオイル滲みがあれば原因は、そことなります。
パッキンだけ交換をした場合は、部品代が安く済みますが このエンジンのカムカバーは、プラ製品でして
長年のエンジンルーム内の熱害による劣化により形状の歪み変形やプラ製品特有のヒビがあるケースが多く
パッキン交換をしてもオイル漏れが直らない場合も多いので当店では、修理が一度で済むように
カムカバーごとの交換を推奨しております。
カバーを外すまでにインジェクター外したりと外す部品が多いので時間のかかる作業となります。
また交換後は、漏れたオイルの汚れを高圧洗浄機を使用して綺麗に洗浄しております。
こちらのF13 640iのお客様もN55エンジンの車両でして同じ症状でカムカバーアッセンブリー交換を
作業しました。カムカバーは、金属では、無いのでボルトの締め付けトルクや取り付けする順番も全て
BMW専用テスターの中にサービスマニュアルがあります。マニュアルにそって基本を守って作業することが
正確で間違えのない作業と思っております。マニュアルも見ずに自己流で作業してお客様に迷惑をかけても
専門店の作業では、ないと思っているので しっかりと丁寧に作業することを前提として作業をお受けしております!