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F12M6 DCTフルード交換、デフサイドシール交換作業

F12M6のお客様のDCTフルード交換を作業しました。先日に当店で12カ月点検を作業したお車です。

DCTフルード交換作業においては、オイルパンとフィルター2個が必要となります。

オイルパンは、本来ならばパッキンのみが必要となりますが単品部品で購入出来ないので

オイルパンごとの用意が必要です。外したオイルパン内の磁石には、黒い鉄粉が凄い状態です

当店で交換の際に使用するフルードは、ビープラスオリジナルルブロス製DCTフルードを使用して作業します

フルード量の調整の際には、BMW専用テスターを車両に接続して温度管理を行いながら進めていきます。

フルード量の調整がうまく出来ないとミッションのエラーが出たり変速が異常となりミッション故障の原因となります

DCTフルード交換後は、シフトショックが低減されて走りがスムーズに変化します。

12カ月点検時に発見したデフオイル漏れの修理でサイドシールの左右を交換しました。

車両からデフ本体を下ろしてシールは、圧入で作業します。交換後は、漏れたデフオイルを洗浄してから

ビープラスオリジナルルブロスデフオイルLSD装着車用にて交換を行いました。

こちらのデフは、基本は、M2、M3、M4と同じ構造なのでサイドシール及びにインプットシャフトシール

からのオイル漏れは、事例が多数あります・・・

同時にクーラント交換の履歴がなかったので今回は、クーラント交換を純正同等品使用にて交換しました。

こちらも12カ月点検時に見つけたACアッパーケースのスポンジフィルターが劣化でボロボロになっていたので

ケースごとの交換を行いブロアモーターも外してボロボロになってモーター内に溜まっていたスポンジの除去と

清掃を行いました。F10系の車両は、こちらも定番な修理内容となります。